田中友梨選手の経歴が気になっている人も多いのではないでしょうか。
2026年のアジア大会で注目されている田中友梨選手は、女子七種競技の日本記録保持者です。
しかも、2026年6月には日本女子で初めて6000点を突破する6050点の日本新記録を樹立しました。
では、田中友梨選手はこれまでどのような経歴を歩んできたのでしょうか。
この記事では、田中友梨選手の出身・高校・大学から、日本記録を打ち立てるまでの歩みをまとめます。

田中友梨のプロフィール
まずは現在のプロフィールを整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 田中友梨 |
| 生年月日 | 2001年11月15日 |
| 年齢 | 24歳(2026年9月現在) |
| 出身地 | 愛知県名古屋市 |
| 出身中学 | 藤森中学校 |
| 出身高校 | 至学館高校 |
| 出身大学 | 至学館大学 |
| 所属 | スズキ |
| 種目 | 女子七種競技 |
| 自己ベスト | 6050点 |
| 日本記録 | 七種競技 |
田中選手は愛知県名古屋市出身で、藤森中→至学館高→至学館大学という経歴を歩んでいます。
現在はスズキアスリートクラブに所属し、仕事と競技を両立しています。
田中友梨の高校時代は?
田中友梨選手は、至学館高校時代から七種競技に取り組んでいました。
2019年の全国高校総体では、女子七種競技で5346点を記録して優勝しています。
当時から走る・跳ぶ・投げるを総合的に競う七種競技で結果を残していたことが分かります。
ちなみに、田中選手の高校3年時の5346点は、その後の自己記録更新の出発点ともいえる数字です。
高校時代にはすでに七種競技で全国高校総体を制していた
至学館大学時代にはさらに成長
高校卒業後は、出身地の愛知県にある至学館大学へ進学。
大学時代にも七種競技を続け、2022年には日本インカレで優勝しています。
この優勝は、至学館大学にとって女子七種競技で初めての日本インカレ優勝だったと大学側が紹介しています。
また、大学3年時の2022年には、七種競技で5506点を記録しています。
高校時代の5346点から大学3年時には5500点台まで伸ばしており、少しずつ自己記録を更新していきました。
田中友梨は社会人になってからも記録を伸ばした
大学卒業後も競技を続け、現在はスズキアスリートクラブに所属しています。
ここで興味深いのが、社会人になってからの伸びです。
月刊陸上競技の選手名鑑によると、七種競技の年次ベストは、
2019年 5346点
2022年 5506点
2023年 5545点
2025年 5782点
2026年 6050点
と伸びています。
特に2025年から2026年にかけての伸びは大きく、5782点から6050点へ268点更新しました。
2025年に大きな飛躍
田中友梨選手が一気に注目される存在になったきっかけの一つが、2025年の日本選手権です。
田中選手は女子七種競技で5782点を記録して優勝。
この時点で日本歴代5位に浮上する記録となりました。
そして2026年4月には、さらに5807点へ自己記録を更新しています。
つまり、田中選手は突然現れた選手ではなく、数年間にわたって少しずつ記録を伸ばしてきた選手です。
田中友梨が日本記録を更新したのはいつ?
そして大きな転機となったのが、2026年6月です。
第110回日本選手権混成競技で、田中友梨選手は6050点を記録。
これまでの記録を大きく更新し、日本女子で初めて6000点を突破する日本新記録を樹立しました。
さらに、この大会で日本選手権を2連覇。
アジア大会の派遣設定記録である6019点も突破したことで、愛知・名古屋2026アジア大会の代表に内定しました。
6050点=女子七種競技の日本記録
なぜ田中友梨はここまで強くなった?
田中選手本人が語っているポイントとして興味深いのが、練習への向き合い方を見直したことです。
所属するスズキのインタビューでは、以前はウォーミングアップを「とりあえず体を温める」という感覚で行っていたものを、現在は「この動きがどの種目につながるのか」と目的を意識するようになったと話しています。
2026年6月の日本選手権では、7種目中6種目で自己ベストを更新。
その結果、6050点という日本新記録につながりました。
単純に「身体能力が高い」というだけではなく、本人が練習や競技への取り組み方を変えてきたことも、大きなポイントといえそうです。
七種競技ってどんな競技?
田中友梨選手を知るうえで欠かせないのが、七種競技です。
女子七種競技は、2日間で次の7種目を行います。
1日目
100mハードル
走高跳
砲丸投
200m
2日目
走幅跳
やり投
800m
それぞれの記録を点数化し、7種目の合計点で順位を競います。
つまり、一つの種目だけで勝負するのではなく、走力・跳躍力・投てき力を幅広く求められる競技です。
田中選手が6050点という記録を出したということは、こうした複数の能力を高いレベルで発揮したということでもあります。

田中友梨はアジア大会で金メダルを狙える?
ここは現在、注目されているポイントです。
日本陸上競技連盟は、2026年のアジア大会の女子七種競技について、田中選手が日本にとって七種競技で初となる金メダルをもたらすチャンスがあると紹介しています。
その理由の一つが、田中選手の6050点という記録です。
日本陸連が公表したエントリー記録では、田中選手は6050点で上位に位置しており、5900~5800点台の中国勢はエントリーしていません。
ただし、実際の競技は記録だけで決まるわけではありません。
2026年9月24日の前半4種目終了時点では、田中選手は3282点で5位につけています。
25日は走幅跳、やり投、そして最後の800mが予定されています。
つまり、この記事を読んでいるタイミングによって田中選手の順位や結果は変わります。
田中友梨の経歴まとめ
田中友梨選手の経歴をまとめると、
藤森中学校
↓
至学館高校
↓
至学館大学
↓
スズキアスリートクラブ
という歩みです。
高校時代には全国高校総体で七種競技を制し、大学時代には日本インカレで優勝。
その後も記録を伸ばし続け、2025年には5782点、2026年には5807点を記録。
そして2026年6月、ついに6050点の日本新記録を打ち立てました。
現在は、地元愛知で開催されるアジア大会で、七種競技の日本初の金メダルを目指しています。
今まであまり知らなかった人でも、経歴を追ってみると、長い時間をかけて日本トップまで登ってきた選手だということが分かります。
まとめ
田中友梨選手は愛知県名古屋市出身。
藤森中、至学館高校、至学館大学を経て、現在はスズキに所属しています。
高校時代から七種競技で実績を残し、2022年には日本インカレ優勝。
2025年には5782点、2026年6月には6050点の日本新記録を樹立しました。
そして現在は、地元愛知で開催されているアジア大会に出場中です。

