【上司ガチャ対策】黒田官兵衛に学ぶ!理不尽な職場で心を殺さず「利用する」最強の処世術

【上司ガチャ対策】黒田官兵衛に学ぶ!理不尽な職場で心を殺さず「利用する」最強の処世術 歴史コラム
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「またあの上司の思いつきで、仕事が振り出しに戻った……」

「手柄は上司のもの、ミスは部下のせい。やってられない……」


現代の職場において、最も逃れられないストレス。それが「上司ガチャ」です。


配属された瞬間、あるいは上司が変わった瞬間に、自分のキャリアが詰んでしまう。 パワハラ、無茶振り、責任転嫁。 そんな理不尽な環境に置かれた時、多くの人は「腐る」か「心を病む」かの二択を迫られてしまいます。


しかし、歴史を紐解けば、現代のブラック企業とは比べ物にならないほどの「超・理不尽」な環境で、淡々と成果を出し、最終的に自分の地位を確立した男がいます。


秀吉の天下取りを支えた天才軍師、黒田官兵衛(孝高/如水)です。

彼は、信長という「残虐なカリスマ」と、秀吉という「人使いの荒い怪物」に仕え、投獄され、殺されかけ、それでも生き延びて最後には天下を狙う位置まで上り詰めました。


もし彼が現代のサラリーマンだったら、間違いなく「上司ガチャ大外れ」の状況を逆手に取り、したたかに生き残っていたはずです。


この記事では、黒田官兵衛の生き様から、理不尽な職場で心を殺さずに、逆に組織を「利用する」ための生存戦略を解説します。


これは、ただの歴史解説ではありません。あなたの明日からの出社を少しだけ楽にする、現代の軍略書です。







現代より過酷?黒田官兵衛が味わった「究極の上司ガチャ外れ」

【上司ガチャ対策】黒田官兵衛に学ぶ!理不尽な職場で心を殺さず「利用する」最強の処世術


まず、「自分の上司は最悪だ」と思っているあなたに、官兵衛が味わった地獄を知っていただきたいのです。

彼にとっての「上司ガチャ外れ」のピークは、有名な「有岡城(ありおかじょう)幽閉事件」でしょう。


当時、信長の命令で、裏切った荒木村重という武将を説得しに行った官兵衛。しかし、説得は失敗し、彼はそのまま敵の城の土牢に閉じ込められてしまいます。


信じた上司に裏切られ、放置された1年間

ここからの展開が地獄です。

  1. 連絡が途絶えた: 説得に行ったまま帰ってこない官兵衛を見て、上司である信長は「あいつ、裏切って敵についたな?」と疑いました。
  2. 息子の処刑命令: 信長は即座に「裏切り者・官兵衛の息子(後の黒田長政)を殺せ」と命令を下します。(※竹中半兵衛の機転で息子は助かりましたが、官兵衛はそれを知りません)
  3. 1年間の放置: 狭く不衛生な土牢の中で、皮膚病に侵され、膝の関節が曲がって歩けなくなるほどの後遺症を負いながら、彼は1年間も放置されました。


信じて送り出した上司(信長)には裏切り者扱いされ、息子は殺されかけ、自分はボロボロ。

これ以上の「理不尽」があるでしょうか?


しかし、救出された後の官兵衛は、「こんな会社(織田家)辞めてやる!」と腐ることなく、「不自由な体」と「天才的な頭脳」だけを持って、再び秀吉の参謀として最前線に復帰したのです。


なぜ彼は、心を折らずにいられたのか。そこには、現代人にも通じる「3つの生存戦略」がありました。




戦略①:上司に「人間性」や「理解」を期待しない

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官兵衛の強さは、徹底的なリアリズム(現実主義)にあります。


多くの人が上司に絶望するのは、心のどこかで「上司も人間だから、頑張ればわかってくれるはず」「正しく評価してくれるはず」と期待しているからです。期待するから、裏切られた時に傷つきます。


上司は感情を持つ人間ではなく「システム」である

官兵衛は信長や秀吉という人物を「感情を持つ人間」としてではなく、「乱世を生き抜くための機能(システム)」として見ていました。

  • 信長=圧倒的な武力と権威を持つシステム
  • 秀吉=人を動かす天才的な求心力を持つシステム


彼は牢獄の中で悟ったのかもしれません。

「上司に愛されようが嫌われようが、関係ない。自分が生き残るために、この巨大なシステムをどう利用するかだ」と。


【現代への応用】

あなたの上司を「人」だと思うのをやめてみましょう。

上司は「承認ボタンを押す機械」であり、会社は「給料という活動資金を提供してくれるスポンサー」です。

理不尽なことを言われても、「あ、この機械は今エラーを起こしているな」とドライに捉える。

「わかってもらおう」という感情のコストをゼロにする。これが、心を殺さないための第一歩です。



戦略②:好かれなくていい!嫌われても切れない「劇薬」になる

【上司ガチャ対策】黒田官兵衛に学ぶ!理不尽な職場で心を殺さず「利用する」最強の処世術

秀吉は、官兵衛の才能を愛しましたが、同時に恐れていました。

「あいつは賢すぎる。俺が死んだら天下を奪うかもしれない」。そう警戒され、官兵衛は晩年、大きな領地を与えられず、冷遇されました。


しかし、ここが重要なポイントです。

秀吉は、官兵衛を「警戒」はしましたが、「クビ(粛清)」にはできませんでした


「代わりのきかない人材」こそが最強の防御

なぜなら、官兵衛がいなければ、勝てない戦があったからです。

小田原攻めや九州攻めなど、面倒な案件を解決できるのは官兵衛しかいませんでした。


官兵衛は、好かれる「忠臣」ではなく、嫌われても必要な「劇薬」としてのポジションを確立していたのです。


【現代への応用】

上司に好かれる必要はありません。

その代わり、「あいつがいないと現場が回らない」「この案件の経緯を知っているのはあいつだけだ」という状況を作ってください。

  • 面倒なクライアントの対応を一手に引き受ける
  • 複雑なエクセルのマクロを組んで管理する
  • 特定のトラブル対応マニュアルを自分だけが熟知する

「あいつは生意気だが、辞められると俺(上司)が困る」。そう思わせたら、あなたの勝ちです。

上司ガチャに外れても、あなたが「上司の生命維持装置」になれば、向こうはあなたを無下に扱えなくなります。



戦略③:能ある鷹は爪を隠す?牙を隠して「愚か者」を演じる

最後に、官兵衛が晩年に見せた処世術です。

あまりに秀吉に警戒された官兵衛は、ある時期から「あえて出世に興味のないフリ」や「隠居」を装うようになりました。


「私はもう野心なんてありませんよ。茶の湯や連歌を楽しみたいだけの老人ですよ。」

そうやってパフォーマンスをすることで、秀吉の殺意(リストラ欲求)を逸らしたのです。


上司のプライドを満たして安全を買う

能ある鷹は爪を隠すと言いますが、官兵衛の場合、「能がありすぎる鷹は、あえて老いたフリをする」ことで生き延びました。


【現代への応用

もしあなたが優秀で、上司があなたの才能に嫉妬して攻撃してくるタイプなら、「バカなフリ」も有効な生存戦略です。

  • 本当はわかっていても、「〇〇課長の助言のおかげです」と手柄を譲る。
  • 会議で正論をぶつけて論破せず、「勉強になります」とメモを取るフリをする。

これは敗北ではありません。「上司のプライド」という餌を与えて、自分の安全を買う高度な取引です。

心の中で舌を出しておけばいいのです。



あなたは「被害者」ではなく「軍師」である

【上司ガチャ対策】黒田官兵衛に学ぶ!理不尽な職場で心を殺さず「利用する」最強の処世術

黒田官兵衛の生き方を見てきました。

  1. 上司に期待せず、システムとして見る。
  2. 嫌われても切れない「実務能力」を持つ。
  3. 時には牙を隠して、相手を安心させる。


理不尽な職場にいると、私たちはどうしても「自分は被害者だ」と思ってしまいます。

しかし、官兵衛は被害者であることをやめ、環境を利用する「軍師」になることを選びました。


「この理不尽な上司を、自分のキャリアのためにどう踏み台にするか?」

「この泥船(ブラック企業)のリソースを使って、どんなスキルを盗んでから脱出するか?」


そう視点を変えた瞬間、あなたは「使われる側」から「コントロールする側」に変わります


今回は黒田官兵衛の思考法を紹介しましたが、戦国の世には他にも、理不尽な環境を生き抜いた「生存の達人」たちが山ほどいます。

今後も当ブログでは、歴史の英雄たちの知恵を現代のビジネスに翻訳して、明日から使える「処世術」として紹介していきます。


一人で抱え込まず、歴史という巨大なデータベースを味方につけて、したたかに生き残りましょう。


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