サンマはなぜ高い?2026年に1匹1000円超も…不漁の理由と今後の価格を解説

雑記
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秋の味覚として親しまれてきたサンマが、2026年は高値になっています。


地域によっては、1匹400円程度で販売されるケースがある一方、サイズによっては1000円を超える価格で販売される例も報じられています。


「去年はもっと安かったのに、なぜこんなに高いの?」


そう疑問に思った人も多いのではないでしょうか。

2026年9月現在、サンマの価格が上がっている大きな背景には、水揚げ量の減少と海洋環境の変化があります。


この記事では、2026年のサンマがなぜ高いのか、なぜ不漁になっているのか、今後安くなる可能性はあるのかを分かりやすく解説します。




サンマはなぜ高い?

2026年のサンマが高くなっている最大の理由は、水揚げ量が減っていることです。

9月7日の佐賀県では、前年の同じ時期には約150ケースあったサンマが、約20ケースまで減少しました。

市場関係者によると、前年は約5000トンだった水揚げが、今年は約900トンほどにとどまっているということです。

単純に比較すると、前年の約5分の1です。

そのため、市場に出回るサンマの量が減り、価格が上がっています。

また、福岡ではサンマ1匹が1000円、1300円という価格で販売されている例も報じられています。

サンマが高くなった大きな理由は、水揚げ量が大きく減っていることです。


つまり、

水揚げ量の減少

店頭に並ぶサンマが減る

価格が上がる

という流れです。


去年は安かったのに、なぜ今年は高い?

2025年はサンマが比較的多く獲れたため、2026年との価格差がより大きく感じられます。

ところが2026年は状況が一変しました。

テレビ朝日の報道でも、昨年は豊漁だったサンマが今年は不漁となり、一尾600円の価格がつく例が紹介されています。

つまり、

「サンマそのものが突然高級魚になった」

というより、

「獲れる量が減ったことで価格が上がっている」

と考えると分かりやすいでしょう。


サンマが不漁になった理由は?

では、なぜサンマが獲れなくなっているのでしょうか。


ここには、海の環境変化が関係しています。

農林水産省は、サンマの漁獲量減少について、2010年に起きた分布域の沖合化をきっかけに、海洋環境や餌環境の変化などによって沖合化と資源減少が進んだと説明しています。


特に、日本近海の水温変化や親潮の弱化などによって、サンマが日本の近くを回遊しにくくなっているとされています。


つまり、

「日本の漁師さんが獲らなくなったから」

という単純な話ではありません。

サンマが日本近海に来にくくなっていること自体が、大きな問題になっています。




サンマは今後さらに高くなる?

ここは気になるところです。

結論から言えば、今後の価格を断定することはできません。


サンマは水揚げ量によって価格が大きく変動するため、漁獲量が増えれば価格が下がる可能性があります。

実際、愛知県では9月1日時点でサンマの仕入れ価格が前週より100円下がったという報道もあります。

180グラムのサンマが1200円、150グラムが900円、130グラムが500円という価格例が紹介されており、漁獲量が増えたことで価格が少し下がったとされています。

サンマの価格は、今後の水揚げ量によって変わる可能性があります。


そのため、

「今年は絶対にずっと1000円以上」

とは言えません。

一方で、長期的には資源量や海洋環境の変化も関係しています。

そのため、昔のような安い価格にすぐ戻ると考えるのも難しい状況です。


サンマが高いのは日本だけ?

サンマをめぐる問題は、日本国内だけの話でもありません。

サンマは北太平洋を広く回遊する魚です。


そのため、日本だけで資源を管理すれば問題が解決するというわけではありません。

2026年4月には、北太平洋漁業委員会の年次会合で、2026年の公海におけるサンマの漁獲上限を前年より5%削減し、約11.5万トンとすることで合意したと農林水産省が発表しています。


さらに2027年については、前年より10%削減することも盛り込まれています。

これは、サンマの資源を守るために国際的な管理を進めているということです。


サンマは昔から高かった?

現在の価格を見ると、

「サンマって昔からこんなに高かった?」

と思う人もいるでしょう。


サンマは長年、日本の秋を代表する魚として親しまれてきました。

しかし、近年は不漁が続き、農林水産省もサンマなどの不漁によって生鮮魚介類の価格が上昇していると説明しています。

そのため、

「安くておいしい魚」というサンマのイメージそのものが変わりつつある

とも言えます。


もちろん、今後の漁獲状況によって価格が下がる可能性はあります。

ただ、海洋環境の変化や資源管理など、短期間では解決しにくい問題も抱えています。


高いサンマの代わりに缶詰という選択肢も

生のサンマが高いと感じる場合は、サンマの缶詰を利用する方法もあります。

蒲焼などの缶詰なら、そのままご飯のおかずにできる商品もあります。


サンマについてもっと知りたい人に

サンマがなぜ獲れなくなったのか、価格が高くなった背景をさらに詳しく知りたい方には、関連する書籍を読むのもおすすめです。

『美味しいサンマはなぜ消えたのか?』


まとめ

2026年のサンマは、前年と比べて水揚げ量が大きく減少し、価格が高くなっています。


地域によっては1匹400円程度で販売される一方、サイズによっては1000円を超えるケースも確認されています。


サンマが高くなった背景には、

・水揚げ量の減少

・サンマの分布域の沖合化

・海洋環境や餌環境の変化

などがあります。


また、サンマは日本近海だけで完結する魚ではありません。

そのため、国際的な資源管理も行われています。


今後については、水揚げ量が増えれば価格が下がる可能性があります。

一方で、海洋環境の変化や資源量の問題もあるため、以前のような安いサンマがすぐに戻ってくるとは限りません。


秋の味覚として身近だったサンマですが、2026年は「高級魚」と感じるほどの価格になっています。

今後の水揚げ量や価格がどう変化するのか、引き続き注目したいところです。

※この記事は2026年9月13日時点の報道・公表資料をもとに作成しています。価格や漁獲量は地域・時期によって変動します。

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